地べたっこさまやぁーい of Erumu

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地べたっこさまやぁーい

ものがたり

第一話 かっぱのめだま

太郎ヶ淵のカッパは、人間になりたかった。人間のこどもと遊びたかった。
そう思っていた矢先、川べりにやって来た男から
カッパは耳よりの話しを聞いた。
人間は、もとはカッパだったという。
勇気のあるカッパが、背中のこうらを太陽にあてて溶かして、人間になったのだという。
人間になりたかったら、それをやってみろ、と男は言った。
じつは男は商人で、物好きな殿様から
「カッパのこうらが欲しい。持って来ないとうち首だ。」
言われてしかたなく太郎ヶ淵へやって来たのだった。
だまされたとは知らぬカッパは、男に言われた通り
熱い岩の上にのぼって、こうら干しを始めた。
体は岩にはりついて、頭の皿の水は無くなったが
こうすれば人間になれるのだと、カッパはうれしくてならなかった。
三日ののち、こうらをとりに来た商人は、ひものみたいにひからびたカッパが
「どうだ。おらのこうら、もう無くなったかね。」と言うのを聞いて、仰天した。
いく日たっても、カッパは死ななかった。
とうとうある日、こうらだけになったのを見澄まして
商人が岩の上にのぼったら、そこには・・・・・なんと・・・・・。

第二話 おこんじょうるり

いたこのばばさまときたら、困ったもんだ。
おいのりで病気を治すのが商売なのに、そのおいのりがさっぱり効かない。
村のもんには見はなされ、とうとう自分が腰をうって、動けなくなる始末。
そこへあらわれたのは、はらぺこギツネだ。
なけなしの食べもんをやるとキツネはふしぎなじょうるりをひとうなり
たちまちばばさまの腰をなおしてしまった。
びっくりしたばばさまは、はらぺこギツネにおこんという名をつけ
家において可愛がってやりました。
それからのばばさまは、どこえ行くにもねんねこの下にかくして
おこんと二人づればばさまの口に合わせて
背中のおこんがじょうるりをひとうなり。
どんなびょうきもたちまち治して大評判。
その評判を聞いて喜んだのはお殿様。
「姫の病気を治したい。そのばばさまをこれへ呼べ!」
そして・・・・

STAFF & CAST

STAFF

  • ■原作   さねとう あきら
  • ■脚色演出 ふじた あさや
  • ■音楽   三木 稔
  • ■装置   西山 三郎
  • ■衣装   中矢 恵子
  • ■人形製作 紺野 秀一
  • ■演出助手 栗谷川 洋
  • ■舞台監督 一谷 俊彦
  • ■制作   佐藤 嘉一

CAST

  少々お待ち下さい ■男優1 / 西沢 勉
  少々お待ち下さい ■男優2 / 太田 雅貴
  少々お待ち下さい ■男優3 / 松野 和弘
  少々お待ち下さい ■男優4 / 渡辺 大介
  少々お待ち下さい ■女優1 / 神野美奈美
  少々お待ち下さい ■女優2 / 嶋田 州見

概 要

公演時間:1時間30分 構成人数:キャスト6名+α 
最適会場:体育館

【作品の特色】
フロアー劇の面白さを存分に発揮した舞台です。 20種類以上の和楽器を効果的に使っています。
「20数年教員をやってきて、こんなに感動した舞台は初めて…」「思わず笑ったり、悲しくなったり、観ている観客の心を揺さぶり、子供達も一体化して集中していました。」など絶賛の声が多数寄せられています。

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上演の経過

1988年4月
初演  現在まで、2500ステージの公演数を数える。
1989年
厚生省児童福祉文化賞グランプリ受賞

さらに詳細な情報をここに掲載します。

1990年
東京都優秀児童演劇選定優秀賞受賞
文化庁主催巡回公演で全国公演他、山形市、新潟市等市合同公演も多数